日本でのレーザー発毛に対する認識の問題点

 2018年 02月 28日
HairMax Japan Blog

前回、日本皮膚科学会の診療ガイドラインで、低出力レーザーの発毛効果が認められた内容をお伝えしました。
アメリカでは2000年前後から、すでに低出力レーザーの育毛が一般普及し認められているのですが、
日本では遅れること約17年、「なぜ日本国内ではレーザー発毛にクローズアップされなかったのか?」、
「なぜ日本製の商品が出ないのか?」、「なぜ日本国内で普及していないのか?」という疑問が発生します。
その理由を考えてみましょう。

 

~レーザー開発の巨額費用の問題~

日本においてのレーザー開発技術は、宇宙工学や医療科学をはじめとするあらゆる機関で先進的技術を有しています。
しかし、工学業界的に薄毛が医学的な病という認識が薄く、発毛医薬品によるAGA医療が日本で普及しだしたことから巨額の研究費をかけて発毛レーザーを開発しても普及させることが難しく、開発費を回収するには現実的ではないという問題があります。
よって日本では育毛剤とか育毛シャンプーの方がより普及してしまっている現状です。

 

~レーザー単独使用でのAGA改善率目算問題~

今日、日本人男性の薄毛原因は約90%がAGA(男性型脱毛症)とされています。
AGAは脱毛男性ホルモンが強く影響するために、脱毛要因である脱毛男性ホルモンを抑制しなければレーザー発毛の高い効果が発揮されない可能性があります。
アメリカでのレーザー治療による薄毛改善報告は非常に高いですが、
脱毛ホルモン抑制医薬品の併用がスタンダードであり、
レーザー被験者の医薬品併用データを収集していないことから、単独使用での効果が未知数であるという問題です。
恐らく現在、日本で低出力レーザーを取り入れている方でも、レーザー育毛機を単独使用している人より医薬品や育毛剤等とレーザー育毛機を併用している方がほとんどではないかと思われます。

 

~医療的臨床データ収集が困難な問題~

現在脱毛ホルモン抑制や、毛根血流増進・毛母細胞活性化を促す発毛医薬品は厚生労働省によって発毛効果が確認されて認可されています。しかし、レーザーの場合は薬品ではなく施術であるために、厚生労働省のお墨付きを取るためには専門機関での非常に長い臨床データ収集が必要となります。内蔵疾患治療等でのレーザー治療では医療保険が適応されるために開発が積極的ですが、まだまだ医療的見解が低い薄毛治療では受診者の施術は自由診療となり施術費がとてつもなく高額になります。そして、このような認識のために育毛レーザーに関する法律は現状曖昧になっており、育毛レーザーの一般認識も気休めの嗜好品という認識になっている問題です。

 

~薄毛治療に保険が効かない~

ここで言う保険とは、手術をする際に国がある程度、かかる費用を負担してくれる国民健康保険や社会保険制度のことです。
薄毛治療に保険が利くのか?結論から言うと利きません。
何故なら、薄毛は人間の命に関わらないからです。
医療機関と認められたクリニックや美容皮膚科等の病院で、レーザー治療を受けるには、
経済的にも非常に負担が大きいと言えるでしょう。

 

~結論として~

これらのように、日本のAGA認識では単独使用での効果が爆発的に発揮されなければ認められず、薄毛医療の認識が弱いということが開発の足かせと普及のブレーキになっていることが考えられます。そのために家庭用のレーザー発毛機器の開発もおこなわれていない状況です。
よって海外の家庭用レーザー育毛機を個人で購入するのが現状です。

そこで、開発されたアメリカ製レキシントン社のが、家庭用レーザー育毛器具「ヘアマックス」。
ヘアマックスは実際に、被験者を数百人集め、93%以上という成果を出したアイテム。
欧米ではもはや当たり前とされ、薄毛に悩む欧米人でヘアマックスを使ってない、知らないという方はいないといっても過言ではありません。
実際に、欧米の人達よりも黒髪のアジア人の方がハゲを気にしている、社会的に否定的であると思います。
重要なのが「650nm」という低出力レーザーだということ。
640nmだとか、680nmだとかいう出力のレーザーではなく、臨床実験で結果を出し、FDAから認可がおりているのは650nmのレーザーなのです。
ヘアマックスは、「650nmの赤外線レーザー育毛器具」。
650nmという数値であるからこそ、抜け毛を抑制することができ、抜け落ちた髪の毛を再び取り戻すことができるのです。
さらに、ヘアマックスはクシタイプや、90秒間被るだけで良いという手軽なタイプなど、種類が豊富。
レーザー育毛機を使って薄毛対策を検討されている方には、ヘアマックスがおススメです。