リンスインシャンプーは、髪に良いのか?悪いのか?

 2019年 07月 25日
HairMax Japan Blog

ちゃん・リン・シャンっていうフレーズ覚えていらっしゃいますか?
リンスインシャンプーが登場したのは、1980年代後半です。当時の日本では朝にシャンプーをする朝シャンが流行っており、「朝シャン」という言葉が流行語大賞に選ばれるほどでした。
シャンプーとリンスを同時に済ますことができる便利さから、根強い人気があります。
スーパー銭湯や、ビジネスホテルなどでも見かける気がします。
今回は、このリンスインシャンプー(もしくは2in1シャンプー)に焦点を当てて見ていきましょう。

リンスインシャンプーとは?

リンスインシャンプーは、シャンプーにリンスの要素をもたせた商品です。リンスインシャンプーで髪を洗ったあとはリンスを使う必要はない、というコンセプトです。
リンスインシャンプーには主にシャンプーの成分に加えて、リンスと同様に水に溶けると陽イオンを帯びる薬剤と油分が含まれています。ここまでを見ると、リンス成分が入っているのでやはり頭皮につくのは良くないと思えるかもしれません。
ですがただシャンプーとリンスを混ぜているわけではなく、リンスインシャンプーは頭皮も洗うことが前提の商品のため、頭皮につけても問題がないように工夫が行なわれています。

リンスインシャンプーの仕組み

もしもシャンプーとリンスを混ぜて使うと、どうなるでしょうか。通常は両方とも効果が無くなるか、もしくは弱まります。リンスインシャンプーは、ただ単にシャンプーとリンスを混ぜただけの製品ではありません。
シャンプーとリンスをそれぞれ単体で用いたとき、シャンプーは頭皮の汚れを取り込み、リンスは髪の毛にくっつくような機能があります。しかし2つを混ぜるとなぜ効果を打ち消し合ってしまうのか、それは学生時代の理科や化学で習う分子が関係しています。
簡単に説明するとシャンプー分子はマイナスの電気を、リンス分子はプラスの電気を帯びています。つまりシャンプーとリンスを混ぜるとお互いが引き合ってしまい、それぞれの機能を失ってしまうのです。ですがリンスインシャンプーはそうした問題を解決し、シャンプーとしての機能とリンスとしての機能を両立するように作られています。その秘訣は、リンスの分子を高分子にしていることにあります。
高分子とは分子量が大きい分子のことになり、わかりやすく言えば通常のリンスよりも水に溶けにくくなっています。これによりリンスインシャンプーはまずシャンプー成分が水に溶け出し、時間差で後にリンスが水に溶けるため「シャンプーリンス」の順番で髪を洗ったことになるのです。

リンスインシャンプーのメリットとデメリット

【メリット】
〇低コスト
2
つの商品を購入しなくて済むので低コストです。また、すすぎにかける水道水も少なくて済むので、水道代も少なく済みます。

〇時短
すすぐ洗うすすぐ塗布するすすぐという工程の最後の回が単純になくなるので、時間もスピーディー。忙しい方にこの時間短縮は嬉しいですね。

【デメリット】

〇ケア力
リンス単体の物に比べると、ケア成分は薄くなるので髪へのケア効果は低いです。髪がダメージしている方にはあまり向いていません。

〇頭皮のスッキリ感
シャンプー後にすぐリンス成分が作用するので、リンスを付けなくてもいい頭皮にまでリンス成分が付いてしまいます。頭皮が脂っぽい方にはオススメできません。

リンスインシャンプーは髪の状態を考えて使用するか判断しましょう

リンスインシャンプーに使われているリンス成分は、高分子化されていることから頭皮につきにくく、頭皮についても大きな問題は起こしません。より頭皮の健康を気遣いたいのならば、弱酸性のリンスインシャンプーを選ぶとよいでしょう。
リンスインシャンプーは時短や節約などのメリットがあります。ただ、成分によっては洗髪に時間がかかる方には向かないことや、ヘアケア成分が少なめであり本格的なヘアケアにはおすすめできないなど、デメリットもあります。もし、髪の傷みが気になっているなら、トリートメントでより充実したヘアケアを行なったほうがよいでしょう。リンスインシャンプーを使おうか悩んでいる最中ならば、自分の髪の状態や悩み、なりたい髪のことを考え、そしてリンスインシャンプーのメリット・デメリットも併せて検討材料にしてください。
最後にリンスインシャンプーが向く髪質は、

・ダメージがない
・比較的長さは短め

だと思います。

最後に

リンスインシャンプーで時短ができたなら、薄毛対策に時間を当てていきましょう。
低出力レーザー育毛機ヘアマックスは、この頭皮の地肌力を高め、発毛効果があります。
週に3回頭皮にレーザーを当てることで、身体にあるミトコンドリアという細胞の中の器官を活性化させ、 ATP(アデノシン3リン酸)という細胞の成長に必要不可欠な栄養分を作り出すパワーがあります。
つまり、頭皮に低出力レーザーを照射して大量のATPを作り出し、毛のもととなる細胞(毛母細胞)を活性化させれば、髪の毛が生えてくると言うわけです。
是非、ヘアマックスを普段の生活に導入して、頭皮の地肌力を高め、薄毛対策をしませんか?