髪の毛の生成に必要なアミノ酸について
~健康な髪はアミノ酸が欠かせません~
人間の体はタンパク質から出来ていることは、皆さんご存知かと思います。
たんぱく質は、筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪など人の体のいろいろな部分を作るのに欠かせない栄養素で、主としてアミノ酸からできています。
つまり、タンパク質は20種類のアミノ酸から出来ているんです。
アミノ酸が不足するとタンパク質も構成されなくなり、髪の毛も育ちません!
ということで今回はアミノ酸について見ていきましょう。
~髪を生やすには、ケラチンというたんぱく質を作るアミノ酸が必要~
私たちの髪の毛は、その成分の90%以上が「ケラチン」というたんぱく質で構成されています。
ダイエットや偏食、栄養不足等で、たんぱく質が1000kcal不足すると、髪の毛が伸びるのが止まり、抜け毛が増えるそうです。
アミノ酸には、体内で合成できる「非必須アミノ酸」と、体内で合成できない「必須アミノ酸」があります。
体内で合成できない必須アミノ酸は食べ物から摂取する必要があります。
20種類あるアミノ酸は、同じアミノ酸でも色々な働きがあります。
~アミノ酸の種類~
「非必須アミノ酸」
・アラニン
肝臓のエネルギー源となり、アルコール代謝の改善する作用があります。
・グルタミン
筋肉や胃腸の正常な働きを正常に保ち、免疫力をアップします。
肝機能をサポートする働きも持っています。
・グルタミン酸
速効性のあるエネルギー源で、疲労回復を促進します。
・アルギニン
血管の正常な機能や免疫力アップをサポートします。
体の余分なアンモニアを除去するのにも有効なアミノ酸です。
・アスパラギン酸
速効性のあるエネルギー源で、最も利用されやすいアミノ酸の1つです。
・アスパラギン
エネルギーの生産をサポートする働きがあります。
・システイン
皮膚に含まれる黒いメラニン色素の生産を抑える働きがあります。
毛髪や体毛に多く含まれているアミノ酸です。
システィンを多く含む商品は、牛肉、鶏肉、豚肉、牛乳、ピーナツ、大豆、小麦
・プロリン
皮膚を構成するコラーゲンの主原料です。
天然保湿成分に必要なアミノ酸となっています。
・グリシン
血色素成分の生産をサポートするアミノ酸です。
・セリン
リン脂質やグリセリン酸を生産するのに利用されるアミノ酸です。
・チロシン
抗ストレス作用のあるアミノ酸です。
「必須アミノ酸」
・バリン
成長促進や筋肉強化、肝機能の改善の働きがあります。
運動時のエネルギー源として利用されます。
鶏肉、チーズから摂取できます。
・ロイシン
体のタンパク質を作る能力と肝機能をアップさせる働きがあります。
運動時のエネルギー源として利用されます。
牛肉、レバー、ハム、牛乳、チーズから摂取できます。
・イソロイシン
神経機能と肝機能をアップさせる働きがあります。
運動時のエネルギー源として利用されます。
牛肉、鶏肉、鮭、牛乳、チーズから摂取できます。
・メチオニン
抗うつ、ヒスタミンの血中濃度を下げ、肝機能をサポートする働きがあります。
牛乳、牛肉、羊肉、レバー、小麦から摂取できます。
・フェニルアラニン
鎮痛作用、気持ちを落ち着かせる働きがあります。
肉類、魚介類、卵、大豆、チーズ、アーモンドから摂取できます。
・トリプトファン
精神安定、鎮痛・催眠効果があります。
牛乳、チーズ、大豆、バナナから摂取できます。
・ヒスチジン
副交感神経を鎮静させ、貧血改善をサポートするアミノ酸です。
このヒスチジンは、子供のみは必須アミノ酸で、大人は合成することができます。
鶏肉、ハム、チーズから摂取できます。
・スレオニン
脂肪肝の予防、成長促進効果があります。
酸素の活性部位などを形成するのに利用されるアミノ酸です。
卵、ゼラチンから摂取できます。
・リジン
カルシウムの吸収を促進し、体の組織を修復する働きがあります。
魚介類、レバー、卵、牛乳、大豆から摂取できます。
これら18種のアミノ酸が揃って初めて健康的な髪の毛が生えるのです。
~どんな食べ物を食べれば必須アミノ酸が摂れるの?~
髪を伸ばすアミノ酸を取るために、以下の食品を食べましょう。
乳製品(ヨーグルト、牛乳)
鶏卵
肉(牛肉、鶏肉、豚肉)
魚(あじ、いわし、鮭、まぐろ、カツオ、タラ)
野菜(ブロッコリー、とうもろこし)
穀類(白米、玄米)
食パン
豆類(大豆、枝豆、豆腐)
健やかな髪の毛は健康的な食事から始まります。
バランスの取れた食事を心掛け、そして補助としてお勧めなのが、私達が紹介している「ヘアマックス」。
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