良い抜毛と悪い抜毛

 2019年 01月 27日
HairMax Japan Blog



人間の髪の毛は1日だけで50本から100本程度抜け落ちると言われています。
誰にでも発生する自然現象です。
その中でも、良い抜け毛と悪い抜け毛が存在し、これらは抜け毛の毛根をチェックすることで分かります。
皆さんご存知でしたか?
今回は、良い抜毛と悪い抜毛を見ていきましょう。

あなたの抜毛はよい抜毛?それとも悪い抜毛?

あなたの抜け毛が、「良い抜け毛」か「悪い抜け毛」かは、抜けた髪をチェックしてみればわかります。
ブラッシングやシャンプーの際に抜けた髪の毛や、枕やタオルについた髪の毛を何本か取ってみて、その形状をよく観察してみましょう。虫メガネを使えば、簡単に見ることができます。

良い抜け毛
抜け毛のどの部分を見るのかというと、「毛根」です。
毛根が大きく膨らんでいて、丸い米粒状の形になっていれば問題ありません。
この髪の毛は成長期から退行期、そして休止期を経て、正常なヘアサイクルで脱毛したものです。
このような抜け毛は自然発生的に毎日起こるので、全く心配する必要はないでしょう。
人間の髪の毛は1日だけで50本から100本程度抜け落ちると言われていますので、このような抜け毛が目立っていたとしても何ら問題ありません。
顕微鏡などでアップにすると綿棒のような形をしていて、先端が丸くなっているのが分かります。

【悪い抜け毛】

悪い抜け毛には大きく次の4パターンの抜け毛に分ける事ができます。
①毛根が黒い
髪が成長する途中で引っ張られて抜けてしまった毛は、毛根が黒いのが特徴です。
女性の場合は、ヘアバンドの影響や長い髪がもつれて抜けてしまうこと等が考えられます。

②髪・毛根が全体的に細い
毛根にふくらみがなく細い場合は、びまん性脱毛症の可能性が高いと言えます。
女性に最も多い症状で、毛髪がやせ細り、強度も無くなってきます。
頭部が全体的に薄くなっていくのが特徴です。

③ちぎれて短い髪
パーマやカラーリングの影響で、髪の毛が途中でちぎれるのも、女性に多い抜け毛のひとつ。
加齢による毛髪の強度不足、またびまん性脱毛症で細くなっていることも原因になります。

④毛根に白い付着物があり、もやしのような根っこがついている
毛根に白い脂のかたまりのようなものが付着していたり、もやしのような根っこがついていれば、脂漏性(しろせい)脱毛症による抜け毛の可能性があります。
脂漏性脱毛症とは、頭皮の脂の分泌量が増える事で脂性のフケが増加。
毛穴をふさいで細菌が増殖して炎症を起こし、髪が抜け落ちます。
似たような症状に粃糠性(ひこうせい)脱毛症があります。
脂漏性(しろせい)脱毛症が脂症のフケなのに対し、粃糠性(ひこうせい)脱毛症は乾性のフケが特徴です。
そして実はもうひとつ、抜け毛の特徴が定まらない悪い抜け毛があります。
それは「円形脱毛症」の抜け毛です。
裏を返せば、円形脱毛症の抜け毛の形は様々なのが特徴だと言えます。
円形脱毛症は毛母細胞の活動が突然休止状態になり、髪が抜ける為さまざまな形の抜け毛が発生するというワケです。

悪い抜毛を予防するには?

抜け毛の原因は、外部からの刺激によるものと体の内部からくるものがあります。

●外部からの刺激によるもの
シャンプーのしすぎやコンディショナー・トリートメントの流し残し、頭皮の汚れ・詰まり、パーマ・カラーなどの薬剤の使用、間違ったヘアケア、髪を引っ張るヘアスタイル、紫外線の影響などがあります。

●身体の内側からくるもの
ホルモンバランスの乱れや低体温、病気や薬剤の投与、ストレス、過度なダイエット、喫煙などがあります。
抜け毛は原因をつきとめて改善する事が予防にもなります。


まとめ

抜け毛が多く発症してしまっても、まずは抜け毛の11本を確かめて、どのタイプに当てはまるか分析してみましょう。
年齢とともに髪の毛が細くなるというのは仕方ないことです。
毛細血管が細くなり、栄養素を摂る量が減っていくのでその分、髪の毛の栄養素も減っていきますので、中高年の方は、そのような事も視野に入れて検証した方が良いでしょう。

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AGA
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