頭皮のかゆみ、皮膚ダニが原因かも?!
しっかりとヘアケアしているつもりでも、寝起きや日中に頭皮の痒みを感じた経験はないでしょうか。
そんな頭皮の悩みの原因は、皮膚ダニが原因かもしれないです。
今回は、そんな頭皮ダニとその原因、影響などについて見ていきましょう。
皮膚ダニとは?
これは、どんなに清潔にしている人であっても必ず存在するダニであり、顔や頭皮などに存在しています。
皮膚ダニはクモの仲間でダニ科に属し、8本の足を持ち,口器を皮脂や細胞に差し込んで栄養分を吸い取ります。
皮脂の分泌が多い部分を中心にほぼ全身に生息しており、主に毛根に住む大型タイプのデモデクス・フォリキュロラムと皮脂腺に住み皮脂をエサとする小型タイプのデモデクス・ブレビスの2種類がいます。
髪の毛にいると言われている皮膚ダニの数は、1つの毛穴に1~3匹位いるとされているので通常、頭皮には10万本の髪の毛がありますから、3匹の場合、なんとその数30万匹…
このように聞くと、「じゃあ早くこの皮膚ダニを退治しないと!」と思ってしまいますよね?しかしこの皮膚ダニ、決して悪さばかりをするわけではないのです。
皮膚ダニの主なエサは、人間の頭皮の油です。この油を皮膚ダニが食べてくれるので、余計な皮脂の量が減ります。このため、適正な量の皮膚ダニであるのなら、かゆみを含む頭皮のトラブルを軽減してくれるという成果を見込めます。
ただ、この皮膚ダニは増えてくるととても厄介です。ダニの排泄物などの量が増え、それが原因でアレルギーやかゆみを引き起こしてしまうからです。毛根部の栄養を吸い取って、細胞組織を傷つけ、頭皮の炎症や抜け毛を引き起こします。
皮膚ダニの活動は私たちの睡眠中に活発になり、夜、私たちが眠っている間に、皮脂腺や毛根部分から這い出してきて活動し、皮膚表面を排泄物や死骸で汚染してしまいます。
さらに皮膚表面に残った汚れを手足にくっつけたまま、再び皮膚の内部、つまり毛穴の奥深くへと戻っていきます。
そして、卵を皮膚の下2mm前後のところに横穴をあけ、角質層に約50個程の卵を産み付け、約2週間で繁殖します。
皮膚ダニの影響
この皮膚ダニ、90万人以上を対象にしたある調査によれば97%以上の方に皮膚ダニが生息していることがわかっています。
皮膚ダニは接触など様々な経路で簡単に感染しますので完全に駆除するのは難しいのが現状です。 ただ、皮膚ダニを異常繁殖させないことは可能です。
異常繁殖した皮膚ダニがどのような影響をもたらすのか見ていきましょう。
皮膚ダニが頭皮やお肌に与える影響
①皮膚ダニは、皮膚の外に這い出す際、大きく穴を広げるためキメの粗い肌になり、またその死骸や排泄物によって「ニキビやアトピーの原因」になるとも言われています。
②皮膚ダニが毛根部の栄養を吸い取るため、まだ生長期でこれからも3年も5年も伸び続けるはずの髪の毛が抜けてしまう異常脱毛の原因にもなっていると言われています。
③これまでにステロイド剤をたくさん使っている人は皮膚自体の免疫力が低下してしまいますからダニが活発化してしまうと言われています。
④石鹸で洗顔せずにステロイド系のクリームやクレンジングの洗い残しや拭き取るだけで就寝してる人はダニの食べ物が多くなる訳で、皮膚の常在菌のバランスが崩れ(数が増えてしまい)ニキビや皮膚病を引き起こすと言われています
⑤皮膚ダニは、皮脂腺の栄養を吸い取るので、それが、かぶれや炎症の原因になるとも言われています。
⑥お肌の周期は28日ですが、その周期を乱すため「カサカサの乾燥肌」になりやすくなると言われていますので注意が必要です。
予防するには?
頭皮ダニを予防するにはダニが繁殖しないように自分にあったシャンプーなどでヘアケアをして、皮脂の過剰分泌の原因となる睡眠不足や油物などの食べ過ぎなどを控えて、規則正しい生活を心がけましょう。
また、就寝時に布団やまくらからダニが付着する場合もあるので、定期的に布団やまくらを天日干しするなどして清潔に保ちましょう
~最後に~
頭皮のダニを異常繁殖させずに、共存していくのが大切ですね。
加えて、頭皮の状態と整え、薄毛対策におススメなのが、
低出力レーザー育毛機ヘアマックスです。
頭皮の地肌力を高め、発毛効果があります。
週に3回頭皮にレーザーを当てることで、身体にあるミトコンドリアという細胞の中の器官を活性化させ、 ATP(アデノシン3リン酸)という細胞の成長に必要不可欠な栄養分を作り出すパワーがあります。
つまり、頭皮に低出力レーザーを照射して大量のATPを作り出し、毛のもととなる細胞(毛母細胞)を活性化させれば、髪の毛が生えてくると言うわけです。
是非、ヘアマックスを普段の生活に導入して、薄毛対策をしませんか?